スポーツトレーナーとは何者なのでしょうか?

2020年4月16日

チームハドル
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お読みいただきありがとうございます。

今回はスポーツトレーナーとはどういった人を言うのか。

様々なスポーツにかかわる専門家が多くおります。その中でスポーツトレーナー、特にトレーナーとコーチの違いについて、ご紹介します。

現在、接骨院、整骨院にて、アスレティックトレーナーとして運動指導を行っている飯島がお伝えします。

この記事を読むと

  • スポーツトレーナーとは何者かわかります。
  • トレーナーとコーチの違いについてわかります。
  • 様々なスポーツトレーナーの仕事について簡単にわかります。

まず結論です。

結論
  • スポーツトレーナーとは運動にかかわる人たちを言います。
  • トレーナーはある一定のレベルまで指導(50%~100%)をし、コーチはその一定レベルのその先(100%~その先)へ向けて指導をします。
  • スポーツトレーナーはチームだけではなく、病院にいる方、スポーツクラブにて運動指導する方々も言います。
  • 専門家同士の連携はとても大切

スポーツトレーナーと言うと様々な専門家がいます。しかし人によっては得意とする分野が異なるため、体や運動の悩みを話すときはその専門家にお話しできるよう、詳しくお話しさせていただきます。

4つ目の専門家同士の連携については後日、お伝えしたいと思います。

スポーツトレーナーとは何者でしょうか?

スポーツトレーナーとは何者か。

まず結論から言うと、

スポーツトレーナーとは「スポーツの指導にかかわる人たち」を指します。

その呼び方もトレーナー、コーチ、インストラクター、運動指導者など様々です。

私の知っている運動指導者ですと、

治療の専門家

  • スポーツドクター
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 柔道整復師
  • 鍼師
  • 灸師
  • あん摩指圧マッサージ師

競技力向上の専門家

  • アスレティックトレーナー
  • コーチ(ストレングス&コンディショニングコーチ:体作り、調整の専門家)
  • インストラクター

などの方々があげられます。

おおまかに、治療と競技力向上の専門家に分けられます。

そのほかにメンタルトレーナーや、栄養士なども運動には直接関わりませんが、運動をサポートするという点からはトレーナーとして呼んでよいと思います。

トレーナーとコーチの違いは?

皆さんはトレーナーとコーチの違いは明確に分けられますか?

「トレーナー」と呼ばれる方、「コーチ」と呼ばれる方、様々いらっしゃいます。

また、スポーツクラブに通っている方はインストラクターというお名前もご存じであると思います。インストラクターはコーチとほぼ同じ意味であるとお考え下さい(コーチの部分でご説明します。)。

トレーナー、コーチの仕事について比較しながらお伝えしたいと思います。

トレーナーとは?

トレーナーの語源はtrain、電車から来ています。

トレーナー(Trainer)の語源はTrain
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電車というのは最寄り駅まで、もしくは行先の決まった主点まで乗せて行ってくれます。しかし最寄り駅まで到着しても、目的地までは徒歩であったり、乗り換えを行い向かう必要があるかもしれません。

トレーナーという方々はある一定の場所まで連れて行ってくれますが、最後の細かい希望のところまでは自分で行ってねというある一定のレベルまでしか本来はサポートしません。一定のレベルから先は別の専門家にまかせることが多いです。(実際細かいところまでサポートしてくださる方はいます)

例えば、バスケットボール選手で足首をひねってしまった方がいたとします。

病院でスポーツドクター、理学療法士の治療が終わり、トレーナーのサポートにより問題なく走る飛ぶことが100%でできるようになったら、その次のステージ競技力向上100%~のステップに入ります。競技力向上のステップはコーチの仕事です。

トレーナーは体の使い方、ケガの予防を指導する専門家ですが、競技力の向上、技術の向上は専門ではありません。(実際細かいところまでサポートしてくださる方もいます)

そこでコーチという専門家との連携が必要になってきます。

コーチとは?

そしてコーチ、coach。語源は馬車から来ています。今のイメージですとタクシーをイメージするとよいと思います。

コーチ(Coach)の語源は「馬車」
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タクシーに乗った時、

「お客様、どちらへ行きたいですか?目的地までお送りします。」

これがコーチの仕事です。

コーチは選手、お客様の目的地まで一緒にいきます。目的地まで到着したらそこから新しい目的地まで再びお連れする。これがコーチです。

なので、僕の思うコーチは

  • パーソナルトレーナー
  • ストレングス&コンディショニングコーチ(体作り、調整の専門家)
  • インストラクター(指導者)

のような方々はコーチと呼んでよいと思います。

コーチは元気な人をより元気に、強くすることが専門家です。

例えば

  • 垂直飛びで30cmしか飛べない人を40cm飛べるようにする。
  • 50mを7秒台で走っている人を6秒台で走れるようにする。
  • 走って1分も走れなかった人が、30分余裕を持って走れるようになる。

このようにコーチは今の100%の限界を引き上げて。120%へ高めていく専門家です。

またコーチにもスキルコーチ(技術の指導)、フィジカルコーチ(体作りの指導)など様々専門性があります。ここまで細分化されているのはプロのような極限まで追求したい人たちがより高みを目指すために選んでいます。

まとめ

トレーナーとコーチ、様々な専門家の違いについて少しイメージがわきましたでしょうか?

簡単にまとめると、

トレーナー

  • トレーナーは電車。最寄り駅(100%)まで案内する。
  • 50%~100%までを指導。
  • 全力でできるところまで指導する。

コーチ

  • コーチは馬車。目的地(100%)からさらに新しい目的地(100%~)まで案内する。
  • 100%~以上を指導する。
  • 全力のレベルを向上させるために指導する。

トレーナーの中にもさまざまな専門家がいて、コーチの中にもさまざまな専門家がいます。

お悩みが何かを明確にすることが大切です。もしくは職業としたい場合は何をしたいか明確にすることが大切です。

人は知っていること、経験したものしかお伝えできません。

それぞれの得意分野があります。一人で行うのではなく、様々な専門家が集まり、その中でお悩みの最適解を提供し、解決策を提案することが非常に大切です。

その連携についてはまたの機会にお伝えしたいと思います。

ぜひお悩みを明確にし、トレーナーに1度ご相談してみてください。

最後、長くなってしまいましたが、なにか参考になりましたら、非常にうれしいです。

お読みいただきありがとうございました。

飯島 仁