ヒトシの心の中

「膝が痛い」原因は膝じゃない?木も森も、土も光も見る全体像の捉えて考えたいというお話

皆さん、こんにちは!アスレティックトレーナーの飯島です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今日は、私がいつも参加しているトレーナーの勉強会でハッとさせられた、「物事の全体像を捉える視点」についてお話ししたいと思います。 (※この記事の内容は、ポッドキャスト番組『10分1本勝負』の第8回でも音声で配信しています。ぜひ以下のプレイヤーから聴いてみてくださいね!)

「膝の痛み」本当の原因はそこにある?

先日、パーソナルトレーナーとしてお客様のサポートをする中で、勉強会でこんな質問をさせていただきました。

「お膝が痛いお客様がいるのですが、どういうトレーニングがおすすめですか?」

すると、その質問の返答は、「そもそも、膝が原因なの?」という問いでした。

お客様の「膝が痛い」「違和感がある」という言葉から、私は知らず知らずのうちに「症状が出ている膝だけ」を見てしまっていたのです。

確かに痛みが出ているのは膝ですが、それはあくまで「今起きている事実」に過ぎず、本当の原因は別のところにあるかもしれません。

例えば、「猫背によって膝に負担が集中している」ことが原因だった場合、今だけ膝の痛みが取れたとしても、根本的な姿勢を変えなければ必ずまた痛めてしまいます。

そうなると膝のトレーニングをするのではなく猫背を改善するメニューを提供することが最善かもしれません。

「過去・現在・未来」の視点で身体を考える

「今、痛い」という状態は、過去の様々な習慣や動きの積み重ね(原因)によって作られた結果です。身体を良くしていくためには、この時間の流れをセットで考える必要があります。

  • 過去(原因): なぜその状態になったのか?(例:姿勢が崩れている)
  • 現在(事実): 今、どんな状況か?(例:膝が痛い)
  • 未来(目的): 痛みが良くなった結果、どうなりたいのか?(例:マラソンを走りたい、旅行でたくさん歩きたい)

「今、痛いからそこを何とかする」という一点を見るだけでなく、「なぜそうなったのか」という過去の原因を解消し、さらに「解消してどこに向かいたいのか」という未来の目的地まで全体的に考えることの大切さを、改めて痛感しました。

木を見て、森を見て、さらに「土」や「光」まで見る

問題の原因を突き詰めることは、木のお手入れによく似ています。

枯れてしまった枝葉(目に見える症状)だけを綺麗にしても、幹や根っこが痛んでいれば意味がありませんよね。

さらに言えば、その根っこが張っている「土壌(土)」の状態はどうなのか。

土だけでなく「空気」や「光の当たり方」はどうなのか。

「なぜこの枝が悪い状態になってしまったのか」を、全体を通して探っていく必要があります。

「木を見て森を見ず」ということわざがありますが、 木も見て、森も見て、両方見た上で、土も空気感も光の当たり方も、すべてを見る。

いかに自分が目の前のこと(一点)に集中しすぎていたか、大きな気づきをいただきました。

「なぜ?なぜ?」と自分の知識や経験の限界まで問いを繰り返し、これ以上思い浮かばないところまで突き詰めることこそが、その時出せるベストなアプローチになるのだと教わりました。

行き詰まったら、広い視点で全体を見渡してみる

一点に集中することはもちろん素晴らしいことですが、視野が狭くなってしまうと本質を見失ってしまうことがあります。

これは身体のケアだけでなく、仕事や日々の悩み事など、あらゆる場面に通じる考え方ではないでしょうか。

もし皆さんも「なんだか行き詰まったな」と感じることがあれば、今考えていることを一度広い目で見て全体を把握し、その上でもう一度その一点に集中してみるという視点を取り入れてみてください。

私自身も、この発信活動などを通じて、一つのことを見つめながらも常に全体像を捉え、皆さんにとってベストなものを探していきたいと思います!

それでは、今日も皆さんが健康で元気な一日を過ごせますように。

今日もいい日を!

トレーナー 飯島 仁

-おわり-

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