お読みいただきありがとうございます。
今日は運動不足だから運動やストレッチなど始めたい、始めたけれど続かない、続けられないという方々へ向けて続ける方法、考え方をお話ししたいと思います。
私は運動指導者として体の不調や悩みを運動で整えるために日ごろから行っていただきたい運動などを指導しています。
運動が苦手な方が多いので、いかに取り入れていただけるか。そのための皆さんにお話ししていることをお話ししたいと思います。
結論:苦手、嫌いなものは嫌いである
まず「嫌なものは嫌」
人として、苦手なものは苦手であるし、嫌いなものは嫌いです。
よっぽどのきっかけがなければ自らとりかかることは少ないと思います。
それをどのように取り組んでいただけるか私はお話ししているかというと
- 一人でやらずにみんなで行う
- やりたい運動を目的とせず、おまけ程度で行う
- 目標は低くする
みんなでやるということは約束となるので、ある程度の強制力が働きます。
おまけ程度ということは嫌なことを「やろう!」という気持ち作りはいらなくなります。
目標を低く設定することですぐ達成でき、達成感が生まれます。
以上の3つが私が考える苦手なことを続けるための手段として効果的である考えます。
私は1対1で指導を行うことが多いため、特に2,3番のおまけと目標を低くすることをお客様に時間をかけてお話しています。
ここからはその内容を具体的にお話していきたいと思います。
そもそも嫌いなものは嫌い
皆さんは苦手な食べ物はありますか?
わたしはにんじんが苦手です。(にんじん好きな方、ごめんなさい!)
でもそれは皮をむいてすぐの「なまで」にんじんを食べることは苦手です。
- カレーのにんじん
- スープで煮込んだにんじん
- にんじんしりしり
のような「調理された」にんじんは好きで食べます。
わたしはにんじんを何か工夫(この場合は調理)すると食べるということです。
みなさんはいかがでしょうか。
苦手な食べ物はあるけどこの料理なら食べる!というものはありませんか?
じつはこの考えたかは運動や、ストレッチなどを続けることと同じで応用ができるんです。
運動を「苦手な」運動と考えるから続けることができなくて、食べ物の調理と考えると
運動 | 食事 | |
みんなで | 運動する | 食事する |
工夫 | おまけ程度で行う(TVみながら) | 調理する |
目標の高さ | 1回やる | 1口食べてみる |
このように応用することができるのかなと思います。
無理をして行うということは精神的にとてもつらいですよね。
その精神的なつらさをできるだけ除きながら取り組む、なんなら楽しみながらやりましょう!
一人でやらずにみんなで行う
まず1つ目はみんなでやりましょう。
同じ目標を持った人が集まれば、
- みんなでやるから頑張ることができる
- 約束をしたからやらざるを得ない
「私」ではやることができないことも「私たち」と変えることである種の強制力が働きできるようになります。
また同じ目的を持った仲間とはげましあいながら、やるととっても楽しいですよ!
やりたい運動を目的とせず、おまけ程度で行う
そもそもそのやりたいことが好きであれば、自然とつづけることができていると思います。(眠いから寝る、食べたいから食べるなど)
やりたいことが苦手なことであった場合、「やろう!」という意思決定が必要となります。
僕もその「やろう!」という意思決定は頭では分かっていてもなかなか行動することができません。
なのでまずはそのやりたいことは「おまけ」程度から始めましょう。
たとえば
- 運動をやろう→まずは外に出よう!(外で結果歩く)
- ストレッチをやろう→テレビを見ながらやろう(テレビを見ることが主目的でストレッチはおまけ)
日常生活のなかでおまけの行動として設定すると非常に始めやすいです。
わたしは歯磨きしながらアキレス腱、ふくらはぎのストレッチをやっています。
できるだけまったく疲れないおまけの程度の行動から始めてみませんか?
目標は低くする
新しいことを始めるときは「運動を始めよう!」などの目標を設定すると思います。
それは非常に良いことなのですが、その目標が高すぎると目標を達成できないがために途中でやめてしまうケースが多くみられます。(実際に私がそうです)
目標を立てるのは良いと思いますが、達成度についてこのように考えてみてはいかがでしょうか。
- 目標を達成したかどうか→何か1つでも目標に向けてアクションをしたかどうか
目標達成基準を何か1つでもその目標に向けてアクションしたかどうか。
それはたとえどんなに小さな結果でも良いです。
たとえば運動を始めようと思った方は
- 今日はいつもより多く歩いた→目標達成!
- 今日は駅から家まで20歩走った→目標達成!
- 歯磨きをしながらアキレス腱のストレッチを行った→目標達成!
このような形で何かその目標のために行ったことに注目し、だんだんと習慣づいてきたら、達成基準や具体的な行動目標のハードルを上げていくとよいと思います。
まずはその目標に向けて行ったかどうか。そこを基準とすると続けやすいですよ。
まとめ
運動がなかなか続かないというあなたへ
まずは苦手なもの、やりたくないものはやりたくないんです。
それをまずは認めましょう。
そしてそれを行うために
- 一人でやらずにみんなで行う
- やりたい運動を目的とせず、おまけ程度で行う
- 目標は低くする
まずは小さく始めるところからスタートし、少しずつ習慣になっていったら質を上げていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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トレーナー
飯島 仁